西洋医学と東洋医学の違い?
東洋医学とは広い意味での伝統医学の総称。 東洋医学の主流を占める理論は中医学ですが、日本に入ってきて日本独自の漢方へ変化し日本漢方とも呼ばれました。 現在ではそれぞれの優れたところを併せ持った西洋医学以外のものが東洋医学と考えます。 トラブルのあるパーツだけを診るのが西洋医学、それに対して身体全体を診るのが東洋医学という違いがはっきりしています。 東洋医学はカスタマイズ、オーダーメイド的な治療が得意分野なので、わたしたち、動物たちが本来持っている自然治癒力を引き出して健康維持していこうという医療でもあります。 |
東洋医学はバランス医学
東洋医学では身体を自然と一体のもの、身体全体の調和として考えます。 また、陰陽学説という宇宙の森羅万象の全てに陰と陽があり、それらはバランスが取れて成り立つという考え方があります。これは、常に陰と陽がバランスをとることで成り立つ、健康維持できるという考え方です。 このバランスが崩れてしまうとトラブルや健康などに悪影響を及ぼすことになってしまいます。 ほかに、五行説というこの世のすべてのものは「木火土金水」の基本物質で構成され分類されるという古代中国の考え方がありますが、これもそれぞれが助け合ったり抑制し合ったりすることでバランスを保っているという説です。 この陰陽学説と五行説を組み合わされ陰陽五行説とも呼ばれます。 このように、すべてはバランスが大事!っていうことなのです。 |
バランスをとることが大事! 難しいことはわからないけど、なんとなくは大事さはわかりますよね〜。 西洋医学ではわからない心身のトラブルに東洋医学の良さが広まってる今日この頃かと思います。 身近なところで言えば、漢方とか、薬膳鍋というのも人気ですよね。 そうなんです!そういう身近なことから初めていくことが大事なんですよね〜。 それを、私たちだけではなく、わんちゃん・ねこちゃんも一緒に実践していくことができるんです。 いつも一緒にいる飼い主さんだからこそ、わかってあげられることが実はたくさんあるんです。 お顔の表情、お目目の状態、手足のカサカサや冷え、お腹の張り具合、爪の状態、元気がない、鳴き声がいつもと違う、吠えすぎる、逆に吠えないなどなど。 いつもと違う? 気のせい? そんな疑問からでいいんです。 見てあげるから診てあげるに変わっていくはずです。 ご自身もご家族も、そして愛犬愛猫もバランス生活目指しましょう。 どうすればバランスが取れるかを知っていることで、きっと日常生活も変わっていくことでしょう。 |